カズ君 ありがとう

『愛してるよ、カズ　君はママの宝物でした　～小児がん・涙の全記録～』を観ました。



＜番組内容＞
長崎市に暮らす光武聡一郎さん、綾（りょう）さん夫婦の長男、 上総（かずさ）君（７）は２歳の時に小児がん（悪性腫瘍）を発症。

２００６年１月、「余命２ヵ月」と知ったとき、両親は息子にたくさん楽しいことをさせてやろうと決心し、かけがえのない時間を全力で生きてきた。１２月９日、上総くんが亡くなった。驚いたことに上総くんの葬儀の日、綾さんは新たな命を産み落とした。

息子を失った母親が、その悲しみの真っただ中で、新たな命を生み出す壮絶な体験。 精一杯生きた闘病生活、上総くんの死、新たな命の誕生。 両親はそのすべての取材を許してくれた。映像から伝わる圧倒的な命のリアリティーには言葉を失う。 いじめによる自殺を始め、いま「命」をどう伝えていくかが問われている。人間いつかは必ず死ぬ。しかし、「死」があるからこそ人の命は輝く。 この稀有なドキュメンタリーを通して「命」そのものを感じて欲しい。

ワタシも幼い二人の息子を持つ父親として、他人事と思えず終始涙が溢れてきました。

この番組を通じて命の尊さは勿論ですが、家族全員が元気に過ごせている事が当たり前では無いという事。奥様や息子達に対して「愛してるよ！」と心で想っていても声に出して伝えていない事。他にも文章では表し切れない事をカズ君、光武さん御夫婦に教わり、気付かせて頂いた様に思います。

カズ君、大切な事を気付かせてくれて有難う。

亡くなられてから一年以上経過していますが、心より御冥福をお祈りいたします。